エジプト: 商談

エジプトでのビジネスアポイントは、電話で申し込みますが、知らない人には警戒心を持つので、できるだけ紹介者がいた方がいいでしょう。

ただし約束の時間は、まず守られないのが一般的で、2時間以上待たされることもあります。時間にルーズというより、時間は神様が管理しているという根本的な考え方の違いがあるため、待つことも仕事だと割りきるしかないでしょう。そのためエジプトでは、一日一つのアポイントとするほうが無難でしょう。

会った時には、長々とした時候や「あなたに幸あれ」などの挨拶から始まりますが、エジプトではこれ抜きでは話が進みません。これが彼等の人間関係の潤滑油ととらえましょう。また非常にフレンドリーなのですが、面子にこだわるので、名刺の交換や挨拶する相手の序列をうっかり間違えると、取り返しのつかないことになります。

交渉では、面子にこだわる国民性のため、一度言い出したら、理不尽と分かっていても譲歩するのが恥だと考えますので、相手の面子をつぶさないように形を変えて、別の案を出し直すのも有効です。そこで、はじめから折衷案と相手のプライドを傷つけないための譲歩案など準備するのがいいでしょう。

また、エジプトでは相手を誉めるのが社交上のマナーで、この社交辞令を真に受けて、いい気になっては失敗のもとになります。

 
 
 

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