ビジネスマナーマニュアル

アポイントは、秘書を通して電話で申し込むのが普通です。だが、親しい関係になると、要人や会社のトップでもアポイント不要で会ってくれることもあります。警戒心の強いところがあるので、相手と親しい人の紹介状がある方がいいでしょう。

初めての挨拶時には、名刺の交換や挨拶する相手の序列に注意しましょう。うっかり順序を間違えると、取り返しのつかないことになります。

交渉では、権限のあるトップとの談判が話は早いです。しかし、必然的にトップは忙しく、面会人も多いので、長時間待たされるのを覚悟した方がいいでしょう。約束の時間に面会できるのはラッキーだという気持ちで、待つことも仕事だと割りきるしかありません。

また、最近は中間テクノクラート層（技術官僚）の成長が顕著になり、トップとの話に横やりが入ることもあるので、中間幹部との意思疎通も併行して保つ必要があります。