外国人との付き合い: オフィス
オフィスでは、心のこもった態度で、よき仲間として接しましょう。たとえば、何かを頼まれたら、「イエス」というそっけない言葉だけでなく、「シュアー(もちろん)」「マイプレジャー(喜んで)」等のように、気持ちをこめて、そして上司と同じように尊敬しているくらいの気持ちを表しましょう。
また外国人と接する時は、聞き上手になりましょう。そのためには、相づちは、リアリー?(本当?)」、「グッド(いいね)」などの表現だけでなく、「ファービュラス、アウトスタンディング(素晴らしい)」や、「アメイジング(すごい)」を加えるだけでも感じ方が違ってきます。逆に、欧米人が聞き手となった時に、彼らの反応を参考にするようにしてみて下さい。
そして、彼らが、あなたに興昧をもって、いろいろ尋ねてくれたら、必ず、「ハウ アバウト ユー?(ではあなたは?)」と、相手のことを聞くことも忘れずにしましょう。そうすると途切れがちな会話も、ひっぱれます。
答え上手になることも忘れずに。たとえば、外国人が興味をもつ、日本の文化や事柄についても、きちんと答えられるように、知識を貯えておきましょう。そして、解らないことは、はっきりと解らないと答え、のちに調べるという誠意を見せましょう。日本人だって、日本のことで解らないことがあっても当たり前です。いい勉強の機会だと思えばいいのです。
また相手のいいところを見つけて、どんどんなくほめましょう。どんな些細なことだっていいのです。スピーチが堂々としていた、興昧深かったら、服装がしゃれている、髪型が似合っている、など、なんでもでも何でもいいのです。ただし、心からそう思ったことだけを伝えることで、お世辞はいけません。