電子メール: メールアドレス
会社で使用するメールアドレスは、たいてい会社名がわかるようになっています。会社から割り当てられるメールアドレスはaaa@bbb.co.jpという形式で、aaaが会社の中の個人個人を表す記号、bbbが会社名を表す記号、coは民間企業を表し、jpは日本であることを表しています。
宛名が会社用アドレスになっている場合は、そのメールアドレスは会社の勤務時間はチェックしてもらえる可能性がありますが、夜や休日にはチェックされないだろうということがわかります。
このように、メールアドレスはあなただけではなくあなたの勤務先も示すものですから、会社のアドレスからプライベートで友人などヘメールを出すことは、仕事をサボっていることを自己証明しているようなものです。
会杜によっては多少のプライベートな利用も大目に見てくれるかもしれないが、厳格な会社では処罰の対象となります。処罰で済めばまだいいほうで、リストラの理由にもなりかねません。メールを書いている間は仕事をしているようにみえますから、多少プライベートな用件で使ってもバレないと思うかもしれません。
しかし、ネットワーク管理者は会社とインターネットとの間で流通するデータすべてに責任を負います。会社のネットワークを破綻させるようなデータの流入を阻止し、社内からネットワークヘの有害データも遮断する権限があります。つまり、ネットワーク管理者はデータをチェックできることを知っておきましょう。
そのために、プライベートな用件で使うためのメールアドレスを別に取得しておきましょう。プライベート用メールアドレスは、フリーメール(HotmailやYahooメール)などが使えます。これはホームページ上でメールを送受信するシステムなので、会社のネットワーク管理システムからはチェックしにくくなっています。